良いタイトルですね。CodeZineの記事です:『脆弱性体質の改善』。『バッファーオーバーフロー等の脆弱性をうっかり作り込んでしまったがために、数千万円ものコストをかけて、ユーザに告知し、製品を回収して、工場でファームウェアをアップデートする事態に陥ったり、あるいは脆弱性を放置してユーザを危険にさらし、それが明るみに出て「世間を騒がす」ことになったりしなくても済むように』を読んでぐっと来ました。不景気だからと「とにかく安い」や「オフショアにやらせとけ」で痛い目に遭ってる人がいるんですよー、と。もっとも安くないところに頼んでも、スタートインから何週間も動かなかったり、ウィルス撒いたりしてしまうところもあるようなので、こういう啓蒙活動は良いことです。もちろん単なる脅しではなく、かつ内容が正確である必要があります。
ポインタの加減算での誤り、本当に言語仕様ならではの誤りです。エンベッドの世界、高速に動作させなければいけないプログラムを作るとき、いろいろなOSで動作させなければいけないプログラムを使うときなどなど、高級言語として比較的機械語寄りのことができる思想のCはバリバリの現役で進化を続けています。記事はまだ2回目、続きも期待して待ってます。