問題イベント名: BEX

http://technet.microsoft.com/en-us/library/cc738483(v=WS.10).aspx によれば a buffer overflow or DEP exception だそうな。ってことは例外は全部 ?EX なのか、例外は最大で26個までなのか、はたまた36個までなのか、特別例外とかいう「イベント」があったらまずくないのか、などなどBOFとでも書いておいてくれればいだくはずもない素朴な疑問はおいておいて、バイナリが正しい配布のものであることを確認して、複数のアンチウィルスでも確認、さらに可能であればそれがDEPに対応できていないことを確認した後にわざわざその実行ファイルでのDEPを無効にし、実行完了後に戻すことにします。

今回はWindows用JREインストーラ実行開始直後

JREインストーラのハッシュはどこにも見当たらないのでインストーラ本体のデジタル署名を隅々まで確認。もっともらしそう。「オンラインで解決策を確認してプログラムを終了します」をクリックすると無言のまま終了。何も無いことを確認してくれたんですね。

このインストーラに対してDEPくらい対応してよという声も複数見つかるので、では半べそですがインストーラのDEPを無効にします。 EMET があれば簡単です。’Configure System’ボタンを押し、DEP を ‘Always On’ から ‘Application Opt Out’ に格下げ。’Configure Apps’ボタンを押して jre-6uxx-windows-xxx.exe を追加、DEPのチェックをはずし、OSごとリブート。インストーラを実行してインストール完了後に’Configure Apps’で追加したものを削除して、DEPを’Always On’に戻して完了。

老舗ダウンロードサイトが勝手に独自インストーラでラップ

今年の8月よりCNETの老舗ダウンロードサイト Download.com が広告対象のソフト(ツールバー)の独自インストーラでオリジナルのインストーラをラップするという暴挙に出ているというFyodorさんの怒りの記事です…ちょっと前は広告対象をインストールしないと目的のソフトがインストールできないようになっていた(VLC)とか、お子様用のソフト(Kea Coloring Book)もとか、上塗りで何かとまずいですね…

追記: SourceForgeもやらかしました

複数経路で入手したハッシュ値での確認の必要性を再認識させられます。