Unique Local IPv6 Unicast Addresses – ULA ユニーク ローカル IPv6 ユニキャスト アドレス

NURO光を導入した知人宅でNAT2段超えIPsecトンネルを作って遊んでいた際、HG8045QというONU(無効にできないルータ内蔵)にULAモードなる設定があり、そのお家ではULA無しに設定されましたが、そういえば大昔に自分でも付けたなと思い起こし、プレフィックス生成ツールがごろごろある中RFC4193 3.2.2. Sample Code for Pseudo-Random Global ID Algorithmのサンプル通りに手動で生成だけしてみます。

手順1)の値はtimeの後ろの値を.を取り除いてdb1ccb2902542e54になります。

手順2)の値は指示通りRFC3513に従って変換して(あるいは..ff:fe..:….のIPv6アドレスができていればその変換済みの下64ビット)200:5eff:fe00:531fなので02005efffe00531f です。

最後の手順6)FC00::/7 とthe L bit 1とSHA-1の下40ビットをつなげると fd50:aead:70fe::/48 で出来上がり。SHA-1なところが時代を感じさせます。

そのお家のNURO光では/56のIPv6がONU(無効にできないルータ内蔵)に割り当てられて/64でRAされているようでした。またリソース割り当てモードなる設定でその他の情報の割り当て方法をSLAACにすることでRAにDNSキャッシュサーバが入ってきていましたが、まだデバイス側がRFC6106に対応していないという場合も多そうです。別の知人宅の某CATVではIPv6アドレスが1個しか使えない(!)ということなので、そういうときにはNAPTとともにULAが大活躍していることでしょう。

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