今まで長いことオンライン請求できていたのに2011年7月から急にレセプトデータの送信時にハングアップするようになったという方が増えているようですが、原因はInternet Explorer 9に対応できていない(webサイトが)ことのようです。(その後サイト側のIE9対応完了したようなので、この件に該当する方は既にいらっしゃらないと思います)
請求期限までに送らないといけないのであわてていらっしゃる方も多いと思います。Windows Vista, Windows 7, Windows Server 2008で以前はIE8以下だったけれども現在IE9がインストールされているという場合は更新をアンインストールして以前のIEに戻せば送信できるようになる可能性があります。アンインストールは Internet Explorer 9 をインストールまたはアンインストールする方法 の「Internet Explorer をアンインストールするには」以降(インストールの仕方の次の項です)に従えばできます。
レセプトオンライン用のPCでは、使用可能であることの確認ができるまではIE9をインストールしない、Windows UpdateでIE9を選択しない、あるいはIE9のインストールを開始する旨のダイアログが出た時点で「キャンセル」を押すなどの対応が必要です。
IE9のβが出てから大分たったような気がしますが、どんな時系列だったかを遡ってみると…
- 2011/7/5-7/10: 2011年7月の請求期間
- 2011/6/21: IE9 日本向けWindows Updateで提供開始
- 2011/4/26: IE9日本語版 提供開始
- 2011/4/19: IE9 主要国向けWindows Updateで提供開始
- 2011/3/15: IE9日本語を除く39言語向け 提供開始
- 2011/2/11: IE9 RC提供開始
- 2010/9/16: IE9 beta VIP以外にも提供開始
この辺が最近の主要なできごとのようです。Windows Updateで「重要な」ものを全部インストールするようにしている方は7月、能動的にIE9をインストールされた方は時期によって5月、6月でも問題に直面したことになります。動作環境ではないとはいえ非常に多くの人に生命線として利用されているものがいまだIE9で動作しない旨の表明が無い(2011/7/6現在)のが困りものですが、これだけ準備期間があったのにちょっと対応が遅いようです…