archiver/php5-zip (pcre.h: No such file or directory)

devel/php5-pcre (port directory error)の記事を書いてから早1年半以上たったところで思わぬ事態に遭遇。archiver/php5-zipのmake中に

In file included from /usr/ports/archivers/php5-zip/work/php-5.3.8/ext/zip/php_zip.c:30:
/usr/local/include/php/ext/pcre/php_pcre.h:29:18: error: pcre.h: No such file or directory

/usr/local/include/pcre.h はあるので、よく見ると -I/usr/local/include が無いです。configure がおかしかったことになるので config.m4 と config.log を見ると、 PHP_PCRE_DIR に /usr/local が指定されるところまでは正常、その後

をプリプロセッサに渡して出来上がりに yes があるかという条件判定で PHP_PCRE_REGEX=no になってしまっています。php/main/php_config.h は php/ext/php_config.h を読み込み、さらに php/ext/pcre/config.h を読んでいます。そこには #define COMPILE_DL_PCRE 1 の行が。というわけで1年半前のports/UPDATING の指示は微妙に作業が足りていないようです。/usr/local/php/ext/php_config.h に、必要の無い行がある場合は削除します(pcre spl以外は実際に存在していたか特に確認していません)。

間違いの無いようにファイルも

とでもしてリネームしておきます。最後に

あたりをしておけば安心です。ふぅ。/usr/ports/UPDATINGとしては1.5)を追加して

とでもなりましょうか。

RIP, dmr 1941-2011

すごい勢いでつぶやかれているようですが、まさにこの本(K&R)が世のプログラミング言語に与えた影響は計り知れず、彼がいなければ世のOSの状況も変わっていたし、それに広範囲に依存している世の中も大きく変わっていたと思います。鶯色のカバーのANSI C対応第2版の翻訳本は今でもきれいに本棚に並んでいますが、高校生のころ読んだ白いカバーの初版の翻訳本はぼろぼろです。

大きなSpriteを複数ページに分けて印刷するとおかしなことになる

ひとつのSpriteの上に、大小様々ないくつものSpriteを乗せました。 そのSpriteはA4の紙よりも大きいため、印刷する際には複数のページに分けないといけません。 ActionScriptで一つのSpriteを例えば2ページに分けて印刷するには、PrintJob.addPage()を2回呼び、それぞれの第2パラメータに、1回目ならnew Rectangle(0, 0, <ページ幅>, <ページ高さ>)を渡し、2回目ならnew Rectangle(0, <ページ高さ>, <ページ幅>, <ページ高さ>)を渡します。このように、各ページにSpriteのどの部分を印刷するかを指定します。